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顧 方進

 何事も積極的であることは大切です。
特に智能気功では、気功の定義として「積極的に内向性意識を運用して」とあり、これが基本です。
「練功」の目的は体をコントロールしていくことにあります。体の随意神経を、より細かく正確にコントロールし不随意神経もコントロールできるようになれば、たとえ内臓の病気になっても治すことができます。内臓は不随意神経が働いているところだからです。コントロールすることができたら、例えば心臓の動きが遅ければ速く、速ければ正常にと自分の意志でコントロールできます。
だから、意識を積極的に、主導的に、能動的に使っていくことは大切です。意識を鍛えましょう。

1.「神念形」・・・自分をコントロールする
 練功のレベルを上げる第1歩は意念で形を念じること、つまり「神念形」です。
神念形とは、自分で自分をコントロールすることですから、自分で号令をかけながら練功をする必要があります。これで雑念がなければ神念形を達成したことになります。第1歩とはいえなかなか達成することは難しいものです。でも自分で自分をコントロールすることは基本的なことです。動作の中で意念が直接結びつくようになればレベルは高くなります。受身での練功では意念が直接動作に結合していくことは無理でしょう。体に意識が集中していかないとコントロールする感じは体得できません。集中していると体のなかの気が変わってきます。結論や概念は余計なことです、「良し悪し」の判断はせずただ感じたままを静観しましょう。

2.積極性が病気を治す
 病気の治療には、自分を変えていくことに積極的でなければなりません。生命力は積極性と一体です。積極的だと毎回気場が新鮮になります。積極性が衰えると生命活動は停滞しやがては衰えていきます。病気治療には絶対治ると信じて行動する積極性が必要です。積極的に気場の情報を受取ることが大切です。「智能気功の気場」の中で「治る」という意念を病気の人が真剣に受取ったら、気場の力によって効果が現れるのです。

3.練功の工夫は「刻苦練功」にあり
練功を工夫するならまず「集中」することを工夫するべきです。工夫とは「刻苦練功」であり、形ではありません。形は大切ですが、目的ではありません。求めるべきものは各自の内在的な感覚、レベルの高さ、パワーであってやっていることの多さだけを求めても意味がありません。各自がどのような感じを得たかが大切なのです。練功のとき「鍛える」と「養う」の2つの意味がなくてはなりません。人はそれぞれ個性があります、経験も感じ方も違います。自分のペースで体得することです。練功をして鍛え気を充実させ、気を中に納めて何も考えず意識を内に向けて気を養いましょう。


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